品質保証
品質方針
私達は『全員参加』で知恵を出し、仕事のプロセス・工程を常に改善することにより『私達の品質保証システム』を確実に運用し、お客様・前後工程の期待を超える品質を創り上げます。
品質教育
オールYAMADAで、品質教育に力を注いでいます。
『YAMADA3,500人のための品質保証システム』(OFF-JT)をはじめ、工場毎に『品質コーナー』を設置し、実際の製造現場で扱う製品や検査器具に触れながら学べる品質教育の場を提供。品質技能向上・意識向上を図っています。
品質教育プログラム

新入社員向けの教育から各職位に応じた品質管理教育など、多くの教育プログラムを実施しています。
また、自己技能の更なる向上のため、QC検定や技能検定にも積極的に挑戦しています。
内部試験所
YAMADAは多彩で高度な分析装置を所有し、確かな力量を持った内部試験所要員が様々な解析を実施しています。

YAMADAは開発部門をはじめ、各生産工場に内部試験所を設置しております。
研究開発の各種試験、試作段階から量産品質保証における試験まで、検査員が社内で正確かつスピーディーに試験を実施致します。
内部試験所の運用及び試験機の校正は、IATF16949の要求事項に則り確実に実施され、内部監査や審査機関による審査で、有効性が確認されております。
主要試験機器(200台以上大型試験機を所有)
非破壊検査装置 | 発光分光分析機 |
三次元測定機(非接触式・接触式) | 万能材料試験機 |
投影機 | 歯車試験機 |
恒温恒湿槽 | 真円度、円筒形状測定機 |
表面粗さ、輪郭形状測定機 | 硬さ試験機 |
電子天秤 | 塩水噴霧試験機 |
バネ試験機 | 電子線マイクロアナライザー(EPMA) |
電子線マイクロアナライザー(EPMA)

機種 | 島津製作所 EPMA-1610 |
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電子源 | Wフィラメント、CeBixカソード |
加速電圧 | 0~30kV(0.5kVステップ) |
倍率 | X50~X400,000倍 |
分解能 | 5nm |
非破壊分析法として電子線を試料へ照射し、試料の構成元素を明らかにする走査形電子顕微鏡として微小部分析装置の中で最も信頼性の高い装置である。また、観察と分析の双方が手軽にできること、定性、定量分析、化学結合状態の分析、線分析、マッピングなど一次元、二次元の分布が得られること、ミクロンからセンチメートルオーダまで幅広い視野を持ちます。
光学式非接触三次元測定機(Optical 3D measuring systems)

機種 | GOM社 ATOS Q 8M |
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測定範囲[mm2] 1ショット |
500×370、350×260 レンズ交換にて切り替え |
精度 | 250㎜間で誤差0.030㎜以下 |
フリンジパターン(縞模様)を測定物に投影し、カメラにて1ショット800万点の高速で測定物の三次元形状を収集することで、製品形状の照合、評価を実施することができます。レンズ交換により、小さな物から金型などの大型の物まで測定が可能です。
国際品質認証(IATF16949)
YAMADAでは国際品質認証を世界全拠点で取得し、品質マネジメントシステムが強固に構築された生産ラインでお客様へ安心できる部品を供給しております。
取得拠点 | 有効期限 | |
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株式会社 山田製作所(設計などの支援部門を含みます) | ||
伊勢崎事業部 | 2026年12月27日 | |
桐生事業部 | 2026年12月29日 | |
YAMADA North America, Inc. | 2027年1月25日 | |
YAMADA SOMBOON Co., Ltd | 2027年7月1日 | |
成都山田車用部品有限公司 | 2027年8月5日 |
※IATF16949とは、ISO9001をさらに自動車産業に特化した品質マネジメントシステムの国際規格です。